情報と現代人に必要なスキル

ネットで簡単に最新情報を得られる時代。この時代を生きる上で必要なのは、何が正しい情報で、何が間違った情報なのか?を判断する能力です。
記者会見の会話がすぐに活字になり、活字にされた言葉に踊らされる。そんな現実があることに気づいていますか?
重要な問題に対する記者会見の場合、発言している人の表情や動作を総合して初めて「この人は真実を言っている。」「嘘を言っている。」と判断できます。しかし会見を活字に直した文字だけを見ていると、相手の表情が見えず、言葉の裏の真意を読むことができません。

文字だけで真意が読めないと言えば、メールやコミュニケーションツールとして広く発達しているSNSなどで、人の感情を読み取ることが未熟な世代において、文字だけでは真意が伝わらず、トラブルの原因になることが多々あるようです。
新鮮な情報をタイムリーに手に入れることのできる現代。新しい情報を知ることは楽しいことですが、情報の真意や自身にとって必要かどうか、また発信者は相手が発信した情報や言葉をどのように受け止めるのか考えながら利用する、新しいスキルを身につけることが必要になっていることを知っておいた方がよさそうです。